Last Updated on 11月 15, 2024 by himatrophy
【Tetris Forever】(テトリス フォーエバー)のプラチナトロフィーを獲得したので、トロフィーガイドをまとめました。
これで自分が持っているプラチナの数は161個になりました(PS4, PS5版の2バージョンでコンプしました)。
トロフィーの概要
- オンライン(マルチプレイ)トロフィー: なし
- 時限・取り逃し注意なトロフィー: なし
- 収集系トロフィー: なし
- 難易度関係のトロフィー: なし
- 推奨周回数: –
- コンプ時間: 1~2時間
- コンプ難易度: 2/10
本作には、特に時間がかかるトロフィーはありません。テトリス的な知識や技術も、そこまで込み入ったものは必要ないと思います。
本作には、新作を含む15タイトル(そのうち14タイトルは過去作の復刻)が収録されていますが、トロフィー的には2タイトル(Electronika 60版のテトリスと、テトリス タイムワープ)のみが対象です。
全体的な流れ
Step1: Electronika 60関連のトロフィーを獲得する
まずは、以下のようなElectronika 60
関連のトロフィーを獲得していきます。ここでは、Electronika 60版のテトリスについて簡単にまとめて、各トロフィーを個別に解説していきます。
Electronika 60版のテトリスについて
Electronika 60版のテトリスは、1984年にリリースされた最初のテトリスです。プレイするには、メインメニュー(“PLAY TETRIS!”と出ている画面)でゲームライブラリー
へ進んで、テトリス
(Electronika 60 1984年6月6日)を選択します(以下の画像)。(その後のビジュアルの選択みたいなやつは、好きなやつでokです。)
本モードの操作方法は、を押すことで確認できます。ゲーム内のデフォルトの言語がロシア語になっているので、分かりづらかったらで英語に切り替えるのがオススメです。
そしてテトリス的な特徴として、基本的なものは以下の通りです。
- NEXT: 最大1つ
- ホールド無し
- 接地後即固定
- 7種1巡(7-bag)でない(完全ランダム)
- T-Spin, Back-to-Back, SRS無し
- その他、先行入力系無し
上記の通り、本作は、言わば最初のテトリスなので、最近のテトリスによくある仕様は大体ありません。。
個別のトロフィー解説
まず最初に、以下のトロフィーを実際に獲得している動画を置いておきます。
参考動画: https://youtu.be/sft6tkRjPt8
ロシアから愛をこめて 「Electronika 60」版でテトリス(4ライン消し)を行う |
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連続! 「Electronika 60」版でテトリス(4ライン消し)を2連続で行う |
上記は、Iミノを使って4ラインを消去する系のトロフィーです。どこか1列を空けて積み込んでいって、4マス以上の高さがあるときに、空けておいた列にIミノを縦にして置けばokです。連続!では、これを2回連続でやります。なお、ミノは完全ランダムなので、一生Iミノが来ない可能性はありますが、確率はかなり低いので、積み込みに使いまくらなければ大丈夫だと思います。
100 「Electronika 60」版で100ラインを消去する |
こちらのトロフィーは、1ゲーム中に合計で100ラインを消去することで獲得できます。10ライン消すごとに、レベル(落下速度)が1上がっていくので、レベル0(最低レベル)から開始したとしても、レベル9(最高レベル)で10ラインは消す必要があります。コツとしては、落下速度が上がってきたら、細かくラインを消すようにして、地形を低く保つのがオススメです。
こちらのトロフィーを狙う際は、1つ下のエレクトロニック・ハイ(「Electronika 60」版で4,000点以上を記録する)と相性が良いので、先に目を通しておくと、同時に獲得できるかもしれないです。
元祖に刻む記録 「Electronika 60」版でハイスコアを達成する |
||
エレクトロニック・ハイ 「Electronika 60」版で4,000点以上を記録する |
上記は、スコア関係のトロフィーです。元祖に刻む記録は、エレクトロニック・ハイの過程で必ず獲得できるので、説明は省略します。
そしてエレクトロニック・ハイですが、このモードの得点方式は、やや特殊なので、それを以下にまとめておきます。
- 加算方式: 1ミノごとにハードドロップしたときに決まる(でハードドロップしないとスコアは加算されないので注意)。
- 加算されるスコア: (1)ハードドロップしたときの、接地面までの高さのマス数 + (2)現在レベルのボーナス
- (1)の例:
- (2)の詳細・例:
レベルごとに加算されるスコアは固定で、現在レベルを\( l \) (\( 0 \leq l \leq 9 \))とすると、以下の通りです。
- \( l = 0 \)のとき、\( +0 \)。
- 上記以外のとき、\( + 3 \times (l + 1) \)。
通常のテトリスでは、ラインを消去したときにもスコアが加算されますが、このモードではそれが一切無い点には注意が必要です。色々例を挙げたりしましたが、要するになるべく高いところからハードドロップをして積んでいけば、スコアを稼ぎやすいです。
ちなみにスコアの見方についてですが、以下の枠のように、スコアを1,000点獲得するごとに、*みたいなマークが増えていきます。したがって、このマークが4つになれば、エレクトロニック・ハイを獲得できます。
Step2: テトリス タイムワープ関連のトロフィーを獲得する
次は、以下のようなテトリス タイムワープ
関連のトロフィーを獲得していきます。ここでは、Step1と同様、テトリス タイムワープについて簡単にまとめて、その後に各トロフィーを個別に解説していきます。
テトリス タイムワープについて
テトリス タイムワープは、本作がオリジナルの新作テトリスです。プレイするには、Electronika 60版のテトリスのときと同様、メインメニューでゲームライブラリー
へ進んで、テトリス タイムワープ
(オリジナル 2024年)を選択します(以下の画像)。
基本的なルールは、本モードのメニュー内にある遊び方
で確認できますが、ここで簡単にまとめておきます。
このモードで特徴的なのは、タイムワープテトリミノ
で、以下のように、たまに明らかに見た目が違うミノが落ちてきます。
タイムワープテトリミノが落下中は、4種類の姿をループしていて、接地すると固定されます。そして、そのミノのを含むラインを消去すると、ミノの姿に応じて以下のようなイベントが発生します。
なお、通常時のテトリスは、モダンなルールが適用されています(ただし、先行入力系は無かった気がします)。また、本モードのメニューのゲームオプション
で、次の表示(1Pのみ)
でNEXTの数を変更できるほか、操作方法
でボタン割り当ても変更可能です(個人的にはハードドロップを、ホールドをとかにするとやりやすいです)。
個別のトロフィー解説
Step1と同様、以下のトロフィーを実際に獲得している動画を置いておきます。
参考動画: https://youtu.be/Nx97svUPYlg
タイムワーパー 1984年から1993年のすべての時代にワープする |
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トリプルコンボ 『テトリス タイムワープ』で 3 連続でラインを消去する |
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その手が生み出す力 『テトリス タイムワープ』の携帯機モードでテトリス(4ライン消し)を行う |
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スピンを使いこなせ 『テトリス タイムワープ』でTスピン・トリプルを達成する |
これらのトロフィーは、テトリス タイムワープ
の全般的(?)なトロフィーです。これより下にあるスコアアタック
や3分タイムアタック
のモードをプレイするときに、同時に狙うと効率的だと思います。
以下で上記のそれぞれについて解説していきます。
- タイムワーパー(1984年から1993年のすべての時代にワープする)
こちらのトロフィーは、
タイムワープテトリミノ
を消去してタイムワープして、1984年 → 1989年 → 1993年の順にワープすることで獲得できます。どうすれば良いかというと、タイムワープテトリミノを以下の枠のような状態で固定してライン消去してタイムワープを発動して、1984年、1989年、そして1993年の制限時間付きのお題をクリアすればokです。ここで、タイムワープの仕様として、ワープの順番は固定で、昔から現代の順になっています。そのため、すべての時代にワープするには、なるべく昔からスタートしたいので、上のような“[]”(スクウェア ブラケット)のタイムワープテトリミノで固定する必要があります。
- トリプルコンボ(『テトリス タイムワープ』で 3 連続でラインを消去する):
こちらは、トロフィーの条件通り、3連続でラインを消去すれば獲得できます。2, 3列空けてテキトーに積んで、1, 2ライン消しをしたりすれば簡単に達成できると思います。
- その手が生み出す力(『テトリス タイムワープ』の携帯機モードでテトリス(4ライン消し)を行う):
こちらのトロフィーは、以下の画像のように、タイムワープ中の1989年で、4ライン消しをすればokです。時間制限があるので、早めに消すことを意識する必要があります。
- スピンを使いこなせ(『テトリス タイムワープ』でTスピン・トリプルを達成する):
こちらのトロフィーは、通常モード中にTスピン・トリプル(TST)を1回決めれば獲得できます(タイムワープ中はSRSが効いていないので、そうでない通常モードでのみ達成可能なはずです)。T-Spin系の技術は、本作特有ではないので、ここで詳細を述べることは控えますが、検索したりすれば色々出てくると思います。TSTは、組める方なら途中でアドリブ的に組んでも良いと思います。あまりよく分からない方は、開幕に100%組める(任意のツモ順で組める)テンプレがあるので、それで達成するのが簡単だと思います。例えば、“ガムシロ積み”(以下の画像)や“山岳積み2号”といったものがあります。こちらも、調べれば色々出てくるはずです。
ラインカッター 『テトリス タイムワープ』のスコアアタックで100ラインを消去する |
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40,000点突破 『テトリス タイムワープ』のスコアアタックで40,000点以上を記録する |
これらのトロフィーは、テトリス タイムワープのうち、タイムワープ スコアアタック
というモードで獲得できるものです。こちらのモードは、10ライン消すごとにレベル(落下速度)が1ずつ上がっていきます。
開始レベルは1からで大丈夫で、100ライン消去を狙ってプレイしていれば、自然にスコアも40,000点を超えるはずです。なるべくTetris(4ライン消去)やTSDなどをした方が良いに越したことはないですが、あまり意識していなくても普通に達成できると思います。。
ワープ持久走 『テトリス タイムワープ』のモダンマラソンで100ラインを消去する |
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ワープマラソン 『テトリス タイムワープ』のモダンマラソンで80,000点以上を記録する |
これらのトロフィーは、テトリス タイムワープのうち、モダンマラソン
というモードで獲得できるものです。こちらのモードは、いつも通りのマラソンで、タイムワープがありません。
こちらも、タイムワープ スコアアタックと同じように、同時に獲得可能です。開始レベルは1からでも大丈夫で、100ライン消去を狙ってプレイしていれば、自然にスコアも80,000点を超えるはずです。
早業 『テトリス タイムワープ』の3分タイムアタックで40ラインを消去する |
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強心臓 『テトリス タイムワープ』の3分タイムアタックで40,000点以上を記録する |
これらのトロフィーは、テトリス タイムワープのうち、3分タイムアタック
というモードで獲得できるものです。こちらのモードは、タイムワープ スコアアタックに3分の時間制限が付いただけ(?)のやつです。タイムワープ中は、タイマーが止まります。こちらでも、両トロフィーを同時に達成するのは、十分可能です。
早業は、ノルマとしてはかなり緩いと思うので、操作の最適化などを習得していなくても、普通に達成できると思います。
強心臓は、達成するのが難しいようなら、開始レベルを15(最大)にするのが、個人的にはオススメです。落下スピードは上昇しますが、ライン消去のスコアは多くなるので、テキトーに細かくラインを消しているだけでも40,000に到達すると思います。
コンプ時間・コンプ難易度
- コンプ時間: 1~2時間
- プレイ時間の内訳の目安は、Step1(Electronika 60関連)と、Step2(テトリス タイムワープ関連)ともに30分~1時間ほどです。本作には、作業的なトロフィーは無いので、ある程度テトリスを知っている方なら、サクッとトロコンすることが可能です。テトリスを普段あまりやらない方は、もう少し時間がかかるかもしれないですが、それでも2, 3時間以内で終わるのではないかと思います。
- コンプ難易度: 2/10
- 本作のトロフィーは、込み入ったテトリスの知識や技術が問われるものはなく、少しプレイしたことがある程度でも、そこまで詰まることなくコンプできると思います。ただし、テトリスが完全初心者の場合は、若干練習が必要かもしれません(そんな人が本作をプレイするケースは稀だと思いますが…w)。トロフィー的には2つのモードをやれば良いので、それも簡単な要因だと思います。
感想とか
本作は、2024年11月13日に発売されたタイトルで、自分にしては珍しく、リリースとほぼ同時にプレイしました。これまでに、【テトリス エフェクト・コネクテッド】などをトロコンしていて、それなりにテトリスには慣れているので、本作は発売前から興味がありました。事前にトロフィーリストが公開されていたので、何となく簡単そうだなと思っていましたが、実際にプレイしてみたら1時間ほどで終わってしまいました。。個人的にはもう少し難しくしてほしかったなと思います。せっかく15タイトルも収録されているので、各タイトルのトロフィーがあってもよかったのではないかと思いました。
本作は、40周年の記念的な位置付けのタイトルで、これまでのテトリスの歴史がドキュメンタリー形式でまとまっています。テトリスがどういった経緯で生まれたのかや、版権周りの複雑な争いなどは、自分はそれまでほとんど知らなかったので、個人的には大変興味深い内容でした。自分みたいな、最近テトリスをプレイし始めた人にとっては、これまで出てきたテトリス作品の見方が変わると思いますし、ファミコンとかのテトリスを当時リアルタイムでプレイしていた人は、シンプルに懐かしい気持ちになると思います。
PS5版トロフィーの取得ガイド
本作は、PS5版のトロフィーが、PS4版とは別バージョンとしてあります。以下では、PS4版トロコン後を前提として、PS5版のトロフィーについての概要やポイントをまとめます。
トロフィーの概要
- トロフィーリスト: PS4版と同じ
- Autopop情報: autopop無し
- コンプ時間: 1時間程度
- コンプ難易度: 1/10
本作のトロフィーは、autopopに対応していません。そのため、PS4版をコンプして2周目でも、1からプレイする必要があります。
アリカの新作テトリスはどうなっているのかな~(そもそもPS版で出るのか分からんけれども…w)